読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が日々の気づきを書いていきます。ただそれだけですが、よろしく。

これから株式投資を始めるのであれば、シーゲル氏の『株式投資の未来』は必ず読んでおきましょう

本日は書籍レビュー。

元々、自分の好きなことを気ままに書いていくだけという趣旨で始まった当ブログだが、気がつけば資産形成や投資に関する記事が多くなってきた。

本格的に投資をしている人がこのブログを見ている可能性は低いと思うので、本日は初心者におすすめできる投資本としてジェレミー・シーゲル著『株式投資の未来』を紹介したい。

f:id:shinkei807:20170322105338j:plain

 『株式投資の未来』は、これから株を始めようと思っている人には必読の書

この本は、私の投資に関する思考の原点になっている本と言えます。

正直、この書籍レビューを読んでいる暇があったら一刻でも早く書籍を購入して読んだ方がよほどためになります(笑)

 

まぁでもそれを言ってしまうと元も子もないので、真面目にレビューしてみましょう。

 

投資に関する基本的な考え方が凝縮されている一冊

2005年出版であり、投資本の中では古い本に入ると思いますが、投資の基本的な考え方についてエッセンスが凝縮されているため、この本の価値が色褪せることはありません。

基本的に、アメリカ人向けに書かれた本なので、本の中に出てくる企業は一部を除いて日本人には馴染みがない企業ばかりかと思います。

ですので、個別企業に関しては参考程度にさらっと流し読みする程度で十分です。

 

むしろ参考になるのは、投資の世界全般に通用する下記のような考え方だと思います。

・株価は投資家の期待を含んだ数字であるため、成長株は投資家の期待値が高いため割高であることが多い

・アメリカの成長は今後鈍化する可能性が高いが、新興国が成長することで先進国の高齢化を補うことができる

・投資家の期待値が低く、配当を安定して配給している企業を選ぶ

など、投資に関する金言が盛りだくさんでまさにその通りだと思います。

 

なぜ今株式投資なのか?

アベノミクスの影響もあり、長期的にはインフレ・円安の流れになりますので、預貯金を持っていても数十年後の実際の価値は大きく目減りしている可能性があります。

そして、十分な投資期間を確保すれば、長期的にみて一番成長率が高いのは株式投資であることは過去のデータが証明しています。

インフレ・円安による通貨価値下落のリスクをヘッジするためにも、若いうちから株式投資を積極的に検討していきたいものです。

 

アメリカは人口が増加している成長国であるため、同じ手法が日本でも成り立つかどうかは不明

注意すべきは、この本はあくまでアメリカ人向けに書かれた本だと言うことです。

アメリカは今でも人口が増加し続けている成長国の一つです。もちろん、世界最大の株式マーケットでもあります。

また、投資に関して日本よりも積極的な国民性があり、古くから投資に関する諸制度が整備されてきた現状があります。

一方、日本は今後超少子高齢化時代が到来することは確実な未来であり、よほど大きなイノベーションが起こらない限り、これから大きく経済的に成長できるとは考えにくいです。

この事実を踏まえて、なおこの本に書かれている内容を実現するには、日本だけでなく全世界の株式市場に目を向ける必要があります。

 

日本にいながらETFを通じて世界の株式市場に投資をすることが可能な時代

まだまだアメリカのレベルには達していませんが、日本でも投資を巡る環境はここ10年くらいで急速に改善していると思います。

今では、海外の証券会社に口座を作らなくても、日本の証券会社から世界を代表するETFの商品群をドル建てで購入することが可能な世の中になりました。

手数料のことを考えるとおすすめはネット証券、現状ではSBI証券をおすすめします。

株式投資を始めようと考えている人は、ぜひ『株式投資の未来』を一読して、実際に行動を起こすことでしょう。

証券会社で口座を開設し、少額でもよいのでETFを購入してみると株式投資をしているという実感がわくと思います。

株式投資がうまくなるには本を読んで理論を知るだけではだめで、最終的には実践の中でしか上達しませんから。知ってるだけの人にならないように注意しましょう。