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神経内科医ちゅり男のブログ

「自分が病まない程度にほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が日々の気づきを書いていきます。ただそれだけですが、よろしく。

ノーリスク・ハイリターンの投資は詐欺

資産形成・投資

投資の現実としてローリスク・ハイリターンの投資はありえないということ。

誰かからこの投資はリスクが全くなくて、毎年10%のリターンが確実にもらえますよ、とか美味しい話をされたら耳を貸さない事。

確実に詐欺です。近寄らないほうがいい。

 

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 美味しい話を持ってきた相手は裕福になっているのか?

本当にリスクがゼロで、リターンが10%の投資方法があるのであれば、それを誰かに教えることでその人に何のメリットがあるのか?

何も無いんだよね。

むしろ、多くの人がそのやり方(そもそもそのようなやり方はないのですが)を真似するようになれば、その投資手法は通用しなくなる可能性が高いわけ。

そもそも、赤の他人からそんな美味しい話が来るわけがありません。

もし自分だけがそんな特別な投資手法を知っていた場合に、それを無料で赤の他人に教えるバカがどこにいるの?っていう話。

 

投資用マンションの勧誘電話=詐欺

あと、よくあるのが投資用マンションの購入のお誘い電話。

これは医者であれば誰でも経験していると思うけど、勤務中とか関係なく院内のPHSにかかってくるから非常に迷惑だ。

投資用マンションは多くは区分所有で、マンションの一室を買い上げるというもの。

毎年確実に賃料収入があって、節税にもなりますよというおなじみのパターン。

これは絶対に損をするようにできているので、絶対に買ってはならない。

少し考えれば誰でも分かると思うんだけど、実際に買ってしまっているDrもいるらしいので一応確認。

 

新築の投資用マンションは彼らがそれだけ熱心に勧誘をしないと買ってもらえないというわけ。

つまり、それだけ消費者にとっては旨味が少ない商品だと言うこと。

本当に価値のある物件は宣伝しなくても勝手に売れていくからね。

彼らの人件費や広告費用も新築物件の価格に上乗せされているので、その分購入者側が損をするようになっている。

そもそも、不動産を新築で購入する場合には2〜3割の新築プライスが上乗せされていると考えたほうがいい。

新築物件を買って、極端な話その翌日に売ろうと思っても、その時点で2〜3割は値下がりしているということ。

これだけでも買うのがバカバカしくなってくる。

 

節税は給与所得との損益通算である程度可能だが、そもそも高値つかみしたら終わり

そして、節税になるというのは、給与所得と不動産所得は損益通算できるので、それで課税所得金額を減らすという手法のこと。

不動産では家賃収入が入るが、建物費用を減価償却したり、不動産業のかかった費用を差し引くことができるので、トータルの収支としてはマイナスになることがある。

これを医者の高い課税所得金額から差し引くことで、所得税や住民税の節税になるということ。

この理論自体は間違っていないのだが、いかんせん不動産業は割高なものを買った時点で負けなので、投資用新築マンションは買った時点で人生終わり

 

賃料に関しても、新築の場合、数年たつと下げざるを得なくなったり、入居者がつかなくなれば賃料収入自体がゼロになる可能性もある。

しかも、10年後に誰かに売ろうと思っても、その物件自体の資産価値が落ちているから、多額のキャピタルロスが発生する可能性が高いよ。

というわけで、投資用マンション、特に区分所有の新築物件はハイリスクです。まず儲からないから気をつけてね。

美味しい話は自分で見つけ出さないと。人に頼っちゃだめだ。